美景・奇景、自然はときに信じられないような景色を披露してくれます。

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パムッカレ
パムッカレ
カッパドキア
カッパドキア
黄龍
黄龍
九塞溝
九塞溝
ハロン湾
ハロン湾
ヨセミテ
ヨセミテ
ペリトモレノ パタゴニア
ペリトモレノ パタゴニア
ロスグラシアス パタゴニア
ロスグラシアス パタゴニア
パイネ パタゴニア
パイネ パタゴニア

パムッカレ トルコ
上流に温泉があり、そのお湯に含まれる石灰分が堆積して出来た温泉石灰棚。トルコ語で”絹の宮殿”の意味。

上流にはローマの遺跡”ヒエラポリス”があり、こちらもなかなかの見ごたえ。こちらとの複合遺跡。

パムッカレ

温泉には水着があれば入れる。つーか、そこらへんでもみんな泳いでる。年々水量が減っており、水枯れが危惧されている。(流れが止まると呈色が始まりまっさらな白ではなくなるそう、実際似たような景色は何箇所かにありますが、ここまで白いのは珍しいです)

ちなみに、最近は温泉が枯れて来たこともあり、温泉水が止められています。この棚田が美しい白に輝く姿はそのうち目にすることが出来なくなるかもしれません。

パムッカレ
パムッカレ パムッカレ
Access

デニズリから車かバスになります。デニズリには長距離バス・飛行機・電車でいけます。比較的アクセスはしやすいです。私は遺跡めぐりをしながら行ったので車で回りました。

 

カッパドキア トルコ
ギョレメ国立公園内にあるカッパドキアの巨石遺跡群。ほかではめったに見れない奇景。洞窟遺跡との複合遺跡。

洞窟遺跡は初期キリスト教徒により構築されたとされる。地下数階(公開されているもので8階)に及ぶ大都市(1.5万人規模)を形成していた模様。深さ1.5kmの通気孔もみつかっている。一部は見学できるが、遺跡の全貌は今でも分かっていないらしい。

カッパドキア

初めて鉄器を使ったヒッタイトが存在していた地域のひとつ。

昔ものの本で”この地域で核戦争があって岩が溶けたような景色がひろがる”とあったけど、見た限り砂岩の侵食による景色でした。熱で溶けた、形跡は見つけられなかった。
ただ、この地下都市を核シェルタと見る説も根強いらしく、規模を見てるとうなづけなくもない、か。(ちなみにこの地域を中心に多くの地下都市が建設されており、数十万人規模の収容が可能だとか・・・)

カッパドキア
カッパドキア カッパドキア
Access

近郊のカイセリに空港も鉄道駅もあります。長距離バスの人は乗換えが必要な場合があるので注意。

 

黄龍

中国

独特の地形が竜のうろこに、そして遠景が竜の姿に見えることからこう呼ばれる。

トルコのパムッカレに似てますが、規模が大きくまた回りの環境がすばらしいので(パムッカレは比較的都市近郊。こちらはおもっきし山奥)こっちのほうが自然観満点。

美しい緑・水色の水と黄色い鍾乳石?の色のコントラストがすばらしい。ここの石灰石は黄色く呈色しており、九塞溝とは色彩の感じが異なる。

黄龍

途中に黄龍中寺があります。建物は中国風ですがチベットの様式も入っており国境に近づいてきたなーと実感できます。

車で少し行くと雪宝頂峠にいけます。絶景ですので是非足を伸ばしてみてください。

黄龍
黄龍 黄龍
Access

成都から車で行く手段と飛行機で行く手段に分かれます。車で行ったことがありますが、ものすごい時間がかかる(すんなりいって10時間は…、450km近いです)し、また雨の多い時期は簡単に道路が分断されます。すげー奥地なのにいつまで動くか分からない渋滞にひっかかることも。また、先日の四川地震でかなり破壊された模様です。私が行ったときに建設中だった高速も一部開通しているみたいですが、これを含め迂回ルートでのアクセスになります。まあ、飛行機で行ったほうが無難です。ちなみに、九寨黄龍空港は標高3500mの世界一高い場所にある空港だそうです。

車で行く場合はすばらしい景色が見れます。個人的には三国志が大好きなので蜀の時代に思いを馳せることができ楽しめましたが、長距離・悪路運転に慣れていない人にはお勧めしません。途中で畳渓海子(→)やa河の水源等を見ることが出来ます。沿道で質のいい中華山椒が売ってます(そこらへんで栽培されています)。お好きな方は是非。

3500mを超えるため軽い高山病の症状が出ることがあるようです。特に飛行機で行かれる方は体が慣れないのでご注意を(標高の低い九塞溝を先に回るのがよろしいかと)。また、遊歩道を歩いていくにも普段より格段に息切れするのが早い。高地になれていない方はペースに気をつけて歩いてください。ちなみに、一番奥まで3.5km標高差450mあります。登山になれていない方には結構タフです。

黄龍

九塞溝 中国
かつて九つのチベット族の村があったことから”九つの集落のある谷”の意のこの名が付いた。全長50kmを越えるエリアに100を越える湖が点在している。特筆すべきはこの青・緑の水と石灰の白が織り成す世界。水中に沈む木々には石灰華が張り付き、樹氷のように見える。また水がこの上なく透明であり、これらが織り成す景色は他に類を見ない美しさ。 九塞溝
一般の車の立ち入りが禁止されており、天然ガス車に乗り換えて公園内を移動する。多くの遊歩道があり、さまざまな湖と滝を間近で楽しむことが出来る。場所によっては水の流れの真上に遊歩道が設置されており、心地よい散策を楽しめる。 九塞溝
九塞溝 九塞溝
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黄龍のすぐ近く、といっても3-4時間はかかります。黄龍に比べて標高が低いとはいえ、こっちも3000mクラスです。高山病にはご注意。

 

ハロン湾 ベトナム
"海の桂林"との異名を持つ美しい景観を持つ海の遺産。比較的珍しい海にある自然遺産。 地形的にも桂林と続いており、石灰岩の地層が雨風に浸食形成され、かつ沈降したため海にも関わらずこのような景観を作り出した。 ハロン湾
昔は人が住んでいたり、海賊の基地になっていたりしたようですが、今は基本的には人はいません。ただ、海の上に船上に形成された村があり、コンビニみたいなところもあります。いくつかの島には上陸することが出来、鍾乳洞(ティエンクン洞など)を散策することが出来ます。すがすがしい風を浴びながら、クルージング?(クルーザではなく中型のボートですが)を楽しむことが出来ます。 ハロン湾
ハロン湾 ハロン湾
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ハノイから車で2-3時間で港へ、その後数時間船で回ることになります。ホーチミンはすごい人ごみですが、ハロンは比較的静かでかつベトナムらしさを味わえるいい場所だと思います。コースによっては船上ランチもとれます。

 

ヨセミテ アメリカ
シエラネバダ山脈にあり、巨木で有名なセコイアの原生林で知られる。ロッククライミングの聖地として知られるエル・キャピタン(登頂に最短3日、標高1097mを誇る一枚岩)など氷河期に形成されたダイナミックな景観が楽しめる。 ヨセミテ
これら写真はヨセミテ渓谷のものであり、指定地域は実にこのエリアの100倍にもおよぶ広大な地域。その多くは全く手付かずの自然であり多様な生態系が広がっている。花崗岩の切り立った山肌とそこに流れる幾重もの滝、セコイアを中心とする木々の緑がおりなす景観が見事。 ヨセミテ
ヨセミテ ヨセミテ
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サンフランシスコから3-4時間車で移動。ヨセミテ渓谷は1日でも回れないことはありませんが、1日で回るのであれば自転車等を使うことをお勧めします。できたら数泊するといいでしょう。

 

ペリトモレノ氷河 パタゴニア アルゼンチン
ロス・グラシアレス(氷河)国立公園にある氷河群の一つ。美しい薄水色の氷河を目の当たりに出来る。地球温暖化の影響といわれる氷河後退が起こっており、そのテーマでよく取り上げられる氷河。氷上トレッキングも可能。

氷河が動く時に削った岩石のミネラル成分が混ざるために、白く濁った独特な色をしているが、太陽の光を受け美しい青白色やエメラルドグリーンに美しく変化する。

ペリトモレノ パタゴニア
近くの町であるエルカラファテから陸路でアクセスでき、対岸の氷河を手軽に眺めることが出来る。リコ湖とテンパネス水道を2分して流れ込み、堰き止めることからしばしば大崩落が起こる。2008年に観測史上初めて真冬に大崩落が発生し、温暖化の影響がささやかれた。 ペリトモレノ パタゴニア
ペリトモレノ パタゴニア ペリトモレノ パタゴニア
Access

ブエノスアイレスから空路で3時間でエルカラファテに着きます。バスで36時間というのもありです、大変疲れますが。エルカラファテからはツアーバス等で船を使わずアクセスでき、かつ上から氷河を眺めることが出来る数少ないスポットです。

 

ロスグラシアス パタゴニア アルゼンチン
氷河国立公園のその名のとおり、ペリトモレノ・ウプサラ・マルコニ・ヴィエドマ・モシャノ・アガシ・ボエド・オネリ・ペイネタ・スペガッツーニ・マジョ・アメヒノ・モレノなど多くの氷河を有するエリア。氷河期に形成された切り立った山岳(フィッツロイ山など)と湖、氷河を目前に観測できる。ペリトモレノ氷河はこの国立公園内にある。 ロスグラシアス パタゴニア
こちらはアルヘンティーノ湖のクルージングしてみることが出来る氷河群。特にスペガッツーニ氷河は山肌から流れ込む形が美しい。ウプサラ氷河は国立公園内最大の氷河であり、近づくと一面の氷河の流れを楽しむことが出来る。 ロスグラシアス パタゴニア
ロスグラシアス パタゴニア ロスグラシアス パタゴニア
Access

ペリトモレノ氷河のアクセスと同様エル・カラファテからのアクセス。ただしその多くはアルヘンティーノ湖とビエドマ湖に流れ込むため、船によるアクセスになる。

Hint

冬は極寒で猛吹雪ということで、夏(1-3月)が現実的なシーズンです。がそれでも気温は10度前後と結構寒く、また風も強いため結構しっかりした防寒具を用意する必要があります。でもブエノスアイレスはその時期は30度を越すようなうだるような暑さ。出発時日本は寒いですし、途中移動中に防寒具をしまって動けるようにしておいたほうがいいでしょう。

 

パイネ パタゴニア チリ
ロスグラシアス氷河と双対をなすエリア。しかしながら、この地域はロスグラシアスとは対照的に氷河(フランス氷河やグレイ氷河など)は少ないが植生が豊かであり山と岩と水、緑が織り成すすばらしい景色を見ることが出来る。”風のパタゴニア”という呼び名のとおり常に強い風が吹き抜けており、そのすがすがしい風景は心に染み渡る。 パイネ パタゴニア
作ったのではないかと思えるほど完璧な自然であり、その美しさに言葉をなくす。また自然がよく保存されていて、このような公園にありがちな幻滅するような建物などもなく、自然と観光が程よく調和されている素晴しいところ。
たくさんのトレッキングコースがあり、出来れば数日滞在して、雄大な自然の中のトレッキングを楽しむのがお勧め。

トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)の3本の岩峰が有名で、ペオエ湖やサルトグランデ滝からは、6峰からなるクエルノ・デル・パイネ(パイネの角)やパイネ最高峰パイネ・グランデ、フランス氷河などが望める。回りこんだ場所にあるグレイ湖からは、グレイ氷河を見ることが出来る。

パイネ パタゴニア
パイネ パタゴニア パイネ パタゴニア
Access

エル・カラファテからバスでプエルト・ナタレスまでバスで5-6時間(バスの乗客数や内訳にもよるが、途中国境のチリ側の入国検査で30min-1時間)。サンチアゴからは空路で3時間、南米大陸最南の地プンタ・アレナス(バス乗り場から歩いてすぐのところでマゼラン海峡を望める)に移動し、バスで3-4時間移動となる。プエルトナタレスからバスで3時間程度でエリアに入れる。